毎日訪看さんが来ると大はしゃぎでニコニコしています。
どうしても人の出入りが多い家なのでゆうちゃん共々人見知りしない子で大変助かっています。
医療的ケア児と訪問看護師
ゆうちゃんはNICUから退院する際に病院のソーシャルワーカーから訪問看護師の手配をしてもらいました。
通常は1事業所利用の週3回までのようですが、気管切開管理があるので2事業所の平日週5日で来てもらっています。
1回60分~90分の利用です。
訪問看護師が利用できるかどうかは主治医の判断によるので希望される方は主治医にご相談ください。
訪問看護師に頼めること
我が家が訪看さんに頼んでいることです。
- ☆バイタルの日々の記録
- ☆入浴
- ☆カニューレバンド交換
- ☆たん吸引
- ☆胃ろうの注入(栄養剤や薬)
- 吸引器の洗浄と吸引用のお水の交換
- 簡単なリハビリや抱っこ
☆は必ずやってもらっていることで、それ以外は時間があればお願いしています。
ゆうちゃんはお風呂が好きなので2人体制で訪問してもらい湯船に入浴させて貰っています。段々身体が大きくなる中で親だけで入浴させるのは大変なのでとても助かっています。
お風呂の後に続けて注入もやってもらいます。
デイサービスがある日はデイから帰ってくる16時に来てもらってお風呂の後に麦茶を注入してもらってます。
デイサービスが無い日は朝9時から10時半に来てもらってお風呂→お昼ご飯のラコール注入をしてもらってます。
お昼ご飯にはちょっと早いのですが、訪看さんの都合で呼べる時間がここしか無く…お昼が早くてもゆうちゃんの体調はとくに変わりないのでそのままやっています。
2人体制で訪問してもらうと自分が手伝う必要が無いのでその間に外出して買い物して来たり、別室で休むこともできます!
可能な曜日だけでも2人で来てもらえないか相談してみましょう。
事業所により出来ることの範囲があると思いますが、やって欲しいことがあれば訪看さんに相談してみてください。
訪看さんに来てもらう際の準備
必要な物は分かりやすく一か所にまとめておきましょう。
訪看さんは色んな家に行ってそれぞれの家庭のやり方を覚えないといけないのですごく大変だと思います。
なるべく分かりやすく手早く動けるように準備をしておきましょう
- 使うものにはテプラで使用方法を貼る
- 訪看さんの使うものを集めて引き出しを作る(収納扉にも中身の詳細を貼っておく)
- ケアをする場所の確保
- 具合が悪くなったときの対処方法、連絡先を紙に印刷して貼っておく
- 緊急時の薬、気管カニューレスペア、アンビューバッグは分かりやすいところへ置く
なるべくストレスフリーで出迎えましょう
訪看さんが来ると子供のケアもしてもらえるし、外出も出来るのでとっても助かります。うちにはなくてはならない存在です。
しかし、毎日家に人が来るストレスというのはあります…。これで利用をやめてしまう方もいるそうです。
私はなるべくストレスを感じないようにリラックスできる服装で出迎えちゃいますし(もちろん服装化粧バッチリが安心する方はそうした方が良いです)
家がごちゃついててもケアの妨げにならない範囲ならヨシとしています。
貴重な自由時間なので来たらすぐに2階の寝室で寝たり外出しています。
訪看さんと信頼関係を築こう
訪看さんを利用していてあれ?と思う事があれば今後のことも考えて言いましょう。
私はここらへんは言いました↓
- 時間ぴったりに来てもらう
- 塗り薬を間違えそうになって不安に思った
- 吸引チューブを規定の長さ以上に入れている
時間は今日は何分に来るんだろう?と毎日気にしながら準備するのは大変です。
ネットで30分前から急に来る人もいると見てほんとびっくりしました。人の家に入って来るという意識がないのかな…人の家が職場という特殊な仕事なのできっと慣れてしまうんでしょう。かなりストレスです。言いましょう。
悩むのめちゃめちゃ分かります!
でも訪看さんもモヤモヤされて鬱憤を溜められるより親が嫌だなと思うことをしていたら指摘して貰った方が気が楽なんじゃないでしょうか。
そういうこと一つひとつで今後の信頼関係が出来てくると思います。大切な我が子のケアを長くおまかせするのでお互い気持ち良く相談ができる間柄でいたいです。
私がこうして欲しいですと相談した際は「これからも気になる点があればその都度言ってくださいね。大変助かります」と真摯な対応をしていただきました。
もし、ちゃんと対応してもらえなかったら契約時の紙にある相談窓口に電話しましょう。
それでも変わらない場合は地域に他の小児対応の事業所があれば変更することもできます。
医ケア児のママさんはほとんど訪看さんを利用しているのでいろいろな話をききます。
家に来てもケアもしないで座ってるだけとか慣れても親は外出できないとか…
私の利用している事業所では考えられないです。これでは何のために来てもらっているのか分かりません。
上記のような訪看に当たってしまった場合は担当を変えてもらうか事業所を変更しましょう。
訪看さんはとてもありがたい存在
訪看さんは息子に優しく話しかけてくれて私のことも気にかけてくれます。
お子さんがいる方が多いので子供の相手も慣れているなと思います。
家に人が来るのはストレスに感じることもありますが、それ以上に外になかなか行けず、他人とも関わりが希薄になってしまう医ケア児の家族には必要な存在だと思います。
これからも息子の成長をともに見守っていただきたいです。